レストラン ボンジョリーナ
イタリアンレストラン ボンジョリーナ
〒155-0032  東京都世田谷区代沢2-36-29
TEL:03-5787-8987 

下北沢な人々 -BUONGIORINA 宮川和樹-

下北沢な人々 -BUONGIORINA 宮川和樹-
今回は下北沢と池ノ上の中間にあるイタリアンレストラン "BUONGIORINA(ボンジョリーナ)" を経営している宮川和樹(みやかわかずき)さんに話を伺いました。
宮川 和樹(みやかわ かずき)
名  前  :宮川 和樹(みやかわ かずき)
生年月日 :昭和45年8月2日
血液型   :A
出  身  :大分県
趣  味  :料理、食べる事、インターネット
好きな音楽/:-
アーティスト
好きな場所 :海があるところ


 
- BUONGORINAとはどんなお店なのですか? -
お一人さまでもご友人、恋人、ファミリーとなど気楽に来て頂けるようなカジュアルなイタリアンレストランです。
そんな思いから店名もイタリア語のボンジョールノ(こんにちは)に楽しさを付け加えた"BUONGORINA(ボンジョリーナ)"にしています。
家庭ではなかなか作ることのできない、ちょっと特別なつまみやワイン料理をお出ししているので、お客様のご用途にあった使い方をして頂ければと思っています。

 

- イタリアンの道に進まれた経緯を教えてください -
元々料理を作って、誰かに食べてもらって喜んでもらう事が好きだったんです。
一番最初に料理をしたのは小学校5年生の時に家でグラタンを作った事がきっかけでした。
その後も友人に料理を振る舞うなど、何かしら料理にふれる生活が続き、いつしか自分でレストランをしたい、と思うようになりました。

高校卒業後、当時アルバイト先であったモスバーガーにそのまま入社しました。
そしてモスバーガーで3年ほど働いた後、もっと料理の世界に触れたいと思い、転職をして知り合いの会社で昼間働きながら、夜は洋食レストランで働きはじめたんです。


その後、そのレストランの紹介でメキシコ料理店でコックとして2年ほど働くことができました。
そしてモスバーガーのときのオーナーがファミリー層をターゲットとしたカジュアルなイタリアンの店を始めるという事で、誘いを受けてイタリアンのシェフとして7年間働きました。

このイタリアンレストランにおける7年間を通じて自らの料理のベースを築くことができました。
それは厨房の人であってもお客様の方を見て料理をする事の大切さです。

お客様がいらっしゃるから、我々は料理を作り、サービスを提供している。だから厨房スタッフであろうと、お客様の方を見てサービスを提供していくことを学びました。

 


また知人を通じて本場イタリアのピッツェリアでも働くことができたことも、とても大きな経験でした。
イタリアではピザ用の粉があるなど素材や薪窯を使った調理方法など、日本におけるピザとは全く異なっていて、ピザがとてもおいしかったんです。

短期間ながらもイタリアでの経験を元に日本へ帰国後、下北沢を中心に展開しているジャックポットグループのイタリアンレストラン"ラベファーナ"に出逢いました。
ラベファーナにはピザを焼く薪窯があり、『この店で働きたいっ』そう思ったのでした。

ラベファーナではイタリア人のシェフがいて、イタリアで学んだ事をさらに日本のイタリア料理店の中で実践ベースで深める事ができ、また料理以外の面でも自らを成長させることができました。


 


それは7年間イタリアンレストランで働いた時に学んだ、お客様を見てサービスを提供して行くという事です。
お客さまがいるから料理をお出ししているのに、お客様を見ずして料理を作る意味なんてないですもんね。
だからスタッフ同士で互いに意見をいい合い、皆で一丸となってお店を盛り上げて行く、そんなことをお店全体で推進して行きました。

そして入店半年後には店のマネジメントをする立場に就き、上層部への直訴などにより他店舗の立て直しや新規店鋪の立ち上げなどに携わりました。

そういった活動によって、社内においても充実した日々を過ごしていたのですが、若い頃から抱いていた、『いつか自分のレストランを持ちたい』そんな思いはずっと持っていました。

  

 - どのような経緯があり、独立にいたったのですか? -
2004年、34歳の時です。
たまたま知人が今の場所に良い物件があると紹介してくれた事がきっかけで、ボンジョリーナをオープンさせることとなりました。
実はオープンにあたって当時は自信よりも不安の方が強かったんです。
というのも、これまでのキャリアの中ではアルバイトとしての料理提供であったり、お店のマネジメントであったり、部門ごとの仕事であったために、いざBUONGIORINAを始める際にも料理からサービスまでのお店の運営そのものに不安があったのです。


 

- お店の運営で、何か心がけている事はありますか? -
心がけていると言うか、信念みたいなものはないんですよ。
いつも変化できる事はないか、もっと良くできることはないのか、と常に思っていて、『ボンジョリーナのこのやり方だけは変えない、これは貫き通すぞ」ということはひとつもないんです。


あえて信念と言うか、心がけていることとすれば、”お客さまに喜んで頂く”ということですかね。
そしてそのために何ができるのか。
だからお客様からのご意見は大事にしたいと思っています。

例えば店内にディナーメニューを書いた黒板を設置することを提案頂き、ランチにこられたお客様が夜はどんなものが食べられるんだろう、と興味を持ってくださる事ができるようになりました。
他にも奥様方のちょっとしたランチ時の贅沢にランチワインをお手軽に飲めるようにしたこと等、お客様のご意見でお店を変えていった事は沢山あります。


 結局お客様の方を見て、動いて行く事で不安そのものが減って、お客様も来て頂けるようになったんだと思います。


  

- 将来お店をどのようにして行きたいですか?
BUONGIORINAとしては、食べる楽しみ、作る楽しみ、選ぶ楽しみを提供していきたいと思っています。
そのため、まずは食べる楽しみとして、少しでも多くのお客様に喜んで頂くために、後継者を育てて行く事。そんなことを考えています。

あとは、作る楽しみ。
今、毎月お料理教室を開催しているのですが、お料理教室に来て頂いて、作る楽しみをお伝えして、ご家庭で家族のみなさまに喜んで頂く。そんな事を広めて行きたいですね。


だからこれからももっと"美味しい"、を追求して行く。
お客さまがいらっしゃる限り、お出しする料理が完成することはなく、常に現状に満足することなく、これまで良いと思っていたものを常に変えていこうと思っています。



  

- お店をされて、これまでで一番嬉しかった事は何でしょうか
2004年のオープン以来、ずっと応援してくださるお客さまが今も来てくださる事です。
お客様によっては『最近迷いがあるでしょ?』なーんてズバッと心の中を見透かされることもありますし(笑)、オープン当初はカップルで来て下さったお客さまが、今では結婚されて、お子さまと一緒に来て頂けるようになったりして、お客様の成長とお店が一緒に成長している。
そんなことがとても嬉しいんです。


  

- 最後にお客様へメッセージをお願いします -
イタリアにありそうな気楽にお越し頂けるアットホームなお店なので、気取らずにお越し下さい。
契約農家が作るおいしい野菜やクリームチーズプリン、レバームース、玉ねぎのキッシュなど1つ1つの料理に細かい思い入れを持って作っている自慢の料理、デザートですので、気軽にお越し下さい。




- インタビューア後記 -
 今回、取材にご協力頂いたのは池ノ上と下北沢のちょうど中間あたりに位置するイタリアンBUONGIORINA(ボンジョリーナ)の宮川和樹さん。
 お話を聞いて、特に印象に残っている事がボンジョリーナというお店が、そして宮川和樹さんという料理人がお客さまの意見を積極的に取り入れたお店作りをされていることです。
 サービスやマナーという意味ではお客さまへの対応はもちろんお客様ありきである事が個人的には大事であると思っていますが、こと料理についてはその料理人のこれまでのキャリアやスキル、ノウハウなどを通じて培われて来た集大成であるため、ある意味自我を通しても良いのではと素人ながらに思っていました。
 しかしボンジョリーナにおいては、料理人 宮川和樹としてこだわり、貫き通すところはなく、ただお客さまに喜んで頂く、そのために何が出来るのか、何を変えて行くのかを常に考えている事。経験も実績も豊富にある方が、こんなことを言うのかと思った事がとても印象強く残っています。
 つまり宮川さんが当初よりうたっている『お一人でも複数でも気軽に使って頂けるアットホームなお店』であるために、お客さまにとって心地良い、お客さまにとって楽しんで頂ける、『お客さまが主人公』のお店であるということです。

 宮川さんはホールスタッフとしてお客さまへの接待やメキシコなど複数の味における経験を積まれ、世間一般で言われるような若い頃から1つの世界で職人芸を磨いて来た職人料理人とは少し違った、良い意味での変わったキャリアをお持ちです。 『この人は職人ではないんだと思う。』とたまたま店内にいらっしゃった奥さまがおっしゃったように、これまでのキャリアがオリジナリティあふれるからこそのBUONGIORINAなのかもしれません。
 
宮川さんがインタビュー当初からおっしゃっていた『お客さまの方を見る』その言葉がまさに料理、そしてサービス全てにあらわれているイタリアンレストラン"BUONGIORINA(ボンジョリーナ)"
まさに地元に隠れた名店ですので、下北沢/池ノ上マダムはもちろんのこと、カップル、ご家族でもいつでも気軽に使える要チェックのお店です。
是非、お店に行ってみてください。

レストラン ボンジョリーナ
イタリアンレストラン ボンジョリーナ
■グルメ   ○イタリア料理 ○諸外国料理
所在地
〒155-0032
東京都世田谷区代沢2-36-29
TEL
03-5787-8987
FAX
営業時間 ランチ  11:30〜15:00(L.O 14:30)
ディナー 18:00〜23:00(L.O 22:00)
定休日 ほぼ無休
備考: ○ テーブル14席 カウンター4席
○ ランチ・ディナー共 貸し切り可
○ 全席禁煙