みくすちゃー べーかりーあんどかふぇ
mixture bakery&cafe
〒155-0031  東京都世田谷区北沢3-31-5
TEL:03-5453-7677  FAX:03-5453-7677

下北沢な人々 -mixture 中井 慈 -

下北沢な人々 -mixture 中井 慈 -
今回は下北沢一番街商店街にあるbakery&cafe mixtureの中井 慈(なかいしげる)さんに話を伺いました。

名前:中井 慈(なかい しげる)

生年月日 :1977年11月20日
血液型   :A型
出  身  :北海道、埼玉(大宮、熊谷)
趣  味  :自転車、バスケット
好きな音楽/:ソウルミュージック
アーティスト
好きな場所 :西新宿

  

- なぜ今の道に進まれようと思ったのか教えて下さい。
大学生時代に起きたカフェブームの影響と、元々人と接することをしたい、という思いから飲食店を開きたいという思いをずっと持っていたことが、今の道に進んだきっかけになります。
そして大学卒業後には水処理装置・水処理薬品の製造・開発を行なう会社に入りました。それは飲食業の夢を捨てるのではなく、まずは社会人を5年間やってみて、その間に飲食に関するスキルも身につけて、5年間経った後に仕事か飲食業かどちらでも選べるようになっていたい、と思っていました。

パンの道に進むきっかけは大学時代の同級生が下北沢に住んでいて、その友人から大英堂製パンを紹介されたことがきっかけでした。
大英堂製パンのご主人が魅力的だと感じ、「飲食店を開きたいのでパンの勉強をしたい、教えて欲しい」ということをお願いしました。けれども当時のご主人、奥さまさんからは「自営というものは大変なもので、せっかく良い会社に入ったのだから辞めるべきでない。」と反対をされたんですよ。


そして、それからはサラリーマンとしての仕事を続けながら、毎週末海老名から3年間、千葉から1年間の合計4年間下北沢まで通い続け、パンの修行を積みました。勤めていた会社の仕事の都合上、寝ないで通った事もありましたし、とても辛い時期でした。けれども、この時期があったからこそ、自分の中でサラリーマンを辞めるという決断ができた事も事実ですし、大英堂製パンのご主人と奥さまからも僕の本気さを理解して頂くことができました。

しかし2005年の春にご主人が亡くなられてしまいました。
大英堂製パンのパンを残したいという気持ち。そしてお客さまに喜んで頂くために、飲食業を開きたい、という昔からの思いから、大英堂製パンさんの場所をお借りして、2005年12月にベーカリーカフェmixtureをオープンさせて頂きました。
この「mixture」という名前には、僕が修行をした大英堂製パンと新しいものを混ぜていく、という意味と、色々な人と関わっていきたい、という意味がこめられています。

-サラリーマン時代に良かった、と思う事はありますか?
サラリーマンとして働いていたときと、自営業をしていて、その両方の気持ちがわかったという事が本当によかったと思っています。

当時のサラリーマンとしての生活そのものはとても大変なものでしたが、それと同時にとても楽しいものでした。
社会人としての礼儀やマナー、会計に関する知識、セールスエンジニアとしての経験など今の事業の基礎となる部分を学べた事はもちろんですが、当時お世話になった上司から、Customer Satisfaction(CS)の基本として、win-winの関係を築く事の必要性、そして相手の立場に立って考え、行動すること。が何より重要であることを学びました。

そしてサラリーマン時代を通じて、人の素晴らしさを知ることができました。
CSの基本を教えて下さった上司の方からはmixture開店時に1通の手紙とパン博物館の絵画を送って下さったのですが、そのことが本当に嬉しかったです。
本来であれば裏切るというわけではないですけど、会社を辞めた自分に対して直属の上司が最後まで引き留めてくれた事、でも最終的には応援をして下さったこと。そして今日においても、自分のためにストレートに言って下さること。そんな方は中々いらっしゃらず、とてもありがたく思っています。


 
- 様々なお店とコラボレーション商品のきっかけを教えて下さい
サラリーマンをしていた事が影響しているのかもしれませんが、隣には別の分野のプロがいるのに自分で無理して何から何までやろうという必要はない、そのプロの力を借りれば良いじゃないか、という考えを自然と持っていました。

お客さまが求めるものであれば、何から何まで自分でやるのではなく、下北沢の中で調達して、それを自分たちで何か作り、下北沢で販売して行く、といった循環をつくれればと思い、様々なお店とコラボレーションを行なっています。

 

- お店をされて、常に心がけていることについて教えて下さい
お客さまにもっと喜んで頂きたい、という事を常にこころがけています。
その手段がパンであったり、接客であったりお店の雰囲気を良くする事であったり、音楽であったり、手段は何でも良いのですが、やることはたくさんあります。

社会人として6年間働いて、28歳の時にmirxtureを始めたわけですが、高校を卒業して直ぐにこの世界に入られた人と比べれば、キャリアとして10 年の差があるわけで、そういった方々と比べて、お客さまにもっと喜んで頂くために自分はもっとやらないといけない、と思っています。

そして、そのキャリアの差を悲観するのではなく、そのサラリーマンから今の仕事についたというキャリアは他の人にはないキャリアでであり、自分にしか出来ないことだ、と思って、取り組んでいます。

- 現状の問題点について教えて下さい。
現状感じている問題点については沢山あって、元々そういうことを考えるそういう人間なのかもしれないのですが、毎日考えています。
具体的にあげるとすれば、接客をちゃんとしたい、混んだ時にお客さまへの対応をしっかりしたい。もっと店内をきれいにしたい。もっとパンの種類を増やしたい、などきりがないほどあります。
そして問題点解決に対しては、とりあえず実行する事だと思っています。
近道なのか、遠回りなのかはわかりませんが、幸い大英堂製パンの頃から懇意にして頂いているお客さまに相談をさせて頂くことで、その解決を行なうことができています。


 
- 将来、どのようなお店にしていきたいですか?
どうしても目先のことからの解決になってしまいますが、お客さまを喜ばせるために、まだまだできていないこと、を実行して行きたいと思っています。
お客さまを喜ばせる事ができなかったら、飲食をやる意味がない、と思っています。
僕は職人というよりはお客さまを喜ばせる方法を考えている方が良いのではないか、と思うことがあるのですが、お客さまを喜ばせるために、1つ1つ実行して良いお店にして行きたいです。


- 最後にお客さまへメッセージをお願いします。
朝から夜まで営業しているベーカリー&カフェです。
 一日中、出来立てのサンドウィッチや焼きたてのパンを食べることができます。
 焼きたてのパンの香りを楽しみに是非、ご来店ください。

インタビューア後記 ---
どんなに忙しくても子供のお客さま来られた時には必ずしゃがんで目線を子供の目線に落として、その子供一人一人と会話をする中井さん。すると子供は皆、笑顔でお店を出ていきます。

「人を喜ばせる事ができなければ飲食業をやる意味がない」

さらっと言い切ったその言葉がまさに実践されていることを感じた瞬間であり、お客さまも”味”だけではない、そんな中井さんの人柄を認識しているからこそ、オープンして4年たつ今も客足が途絶える事がないのだと実感しました。

そして、その現状に甘んじることなく、日々来て頂けるお客さま、サラリーマン時代の上司など中井さんを支えて下さる方々に対する感謝の気持ちをけして忘れず、お客さまにもっと喜んで頂くため、そして下北沢がもっと盛り上がるために、日々お店作りに取り組まれていることを強く感じることができました。

そんな中井さんがいるmixureは下北沢に来た際には行かないと損をするお店です。
  

みくすちゃー べーかりーあんどかふぇ
mixture bakery&cafe
■カフェ   ○ベーカリーカフェ
■ライフ   ○食品 ○スイーツ,和菓子
所在地
〒155-0031
東京都世田谷区北沢3-31-5
TEL
03-5453-7677
FAX
03-5453-7677
営業時間 7:30~22:00
定休日 不定休