りゅーず
RYU'S
〒155-0031  東京都世田谷区北沢2-30-7
TEL:03-3467-6319  FAX:03-3467-6319

下北沢な人々 -RYU'S 橋本誠也-


RYU'S 橋本誠也氏今回は下北沢北口でメンズセレクトショップを経営するRYU'Sの橋本誠也(はしもとせいや)さんにお話を伺いました。

下北沢な人々 -RYU'S 橋本誠也-
今回は下北沢北口でメンズセレクトショップを経営するRYU'Sの橋本誠也(はしもとせいや)さんにお話を伺いました。

名  前  :橋本誠也(はしもとせいや)

生年月日 :1956年2月6日
血液型   :A型
出  身  :和歌山県
趣  味  :読書/草野球/スポーツ観戦
好きな音楽/:-
アーティスト
好きな場所 :羽根木公園



- どのようなお店をされているのか教えて下さい
 RYU'Sでは大体35歳以上の大人男(おとなおとこ)の方向けに、イタリアのブランドやryu's denimsといったメイドインジャパンを提供しています。
 店内にはジーンズからスーツまでありますが、デニムにコーディネートしやすく、しっくり来る様な商品を取り揃えております。

- ファッションの道に入ったきっかけを教えて下さい。
実は、元々ファッションの業界に入るつもりは全くなかったんです。
20歳の時にアルバイトを探していた時に、洋服が好きだったことがあり、近所のジーパン屋で働き始めたことがきっかけでした。
大学3年、4年とジーパン屋でのアルバイトを続け、ファッションに対する興味が強くなり、とあるカジュアルブランドのチェーン店をできないかと思い、就職はせず実家の和歌山に戻りました。
けれども市場調査の結果、ビジネスとして継続することが難しいと判断し、再度東京に戻り学生時代にアルバイトをしていた会社で店長として働くことを決めました。


1年弱店長として働いた後、顧客として通ったことがあり、当時POPEYE(ポパイ)などの雑誌にも頻繁に掲載されていたBACK DROPというお店に入ったんです。
- BACKDROPではどのようなことをされていたのですか?
 BACKDROP入店当時は今で言うシブカジとよばれるファッションは自分にとってはなじみがなかったため、昔の本をひっぱりだして色々と勉強をしました。
 そういったこともあって1年半後には同じビルにある3店舗のうち地下店舗の店長になることができました。
 店長になってからは口コミを用いた認知度改善に努め、2年目には立地条件の良い1階よりも売上をあげることができました。

 その後売上が悪かった2階の古着中心の店鋪を任されることになり、お客様に対する接客態度を「売ってやる」という考えではなく、「相手の気持ちがわかる接客」をスタッフに浸透させた結果、前年度比180%の業績を上げることができました。


 そしてこれまでは昔のものをリメイクするだけだった事業をアパレル部の部長兼2階店長としてChampionトレーナの復元するというオリジナル商品の開発に関わり、会社に多くの売上をもたらすこともできました。
- BACK DROPの後に別の店にもいらっしゃったとか。
 オリジナル商品の開発や業績向上といった成果によって、BACKDROPでの待遇は良かったのですが、ポジションがあがると自分の仕事は書類のチェックだけになっていました。
現状で良いのか…?そんなくすんだ日が続いていました。
 その時に六本木の高級セレクトショップのエミスフェール( HEMISPHERE )から契約社員として声がかかりました。
ちょうど30歳の頃です。


 そのセレクトショップは本店がフランスにあり、ファッション業界においても注目を浴びていたお店でした。途中で経営者の交替で契約条件の変更などがあり、入店後3ヶ月目で辞めて独立しようと思った時もありましたが、逃げたみたいでイヤだったことから12ヶ月間働き、実績をキチンと残すことができました。
 そして自分の中でも満足がいったことから下北沢にRYU'Sを開くことになりました。
RYU'Sオープン以来、多くのお客様のご愛顧を頂き、2010年の3月で開店22周年を迎えます。


  

- お仕事をされていて、常に心がけていることはありますか?
洋服のプロであればあるほど、洋服はたかが洋服であることを忘れてはいけないと思っています。
つまりどんなに良い洋服を着ていてもユニフォーム姿のイチローには勝てないし、重要なことは着ている本人。それを忘れたらアウトだと思っています。

たかが洋服であっても、洋服が人に与える印象は大きなウェイトを占める場合が多いため、そんなんで素敵ではないように見られるのはつまらない。自分が勧めたもので、その人の魅力がますます浮き上がる様なものを勧めていきたいです。


流行りの色や流行りのもの、ライン等トレンドは絶対に意識しますが、その人にあまりにもかけ離れている場合、その人の良さをなくしたらアウト。あくまでその人のキャラクターを消すことがない様なコーディネートをしたいんです。

RYU'Sのスタイルを売ることはあるけど、あくまでそれはお客様の本来持っている雰囲気にプラスαするための道具でしかないんです。
あくまで洋服は道具として使ってもらうという考えを根底に置きながら、お客様に洋服を勧めています。

  

- これまでで一番大変だったことについて教えて下さい。
 売上という意味では昨年からの不景気が一番ヤバいですね(苦笑)
また今思うととても恥ずかしいことですが、自分の商品を客観的に見れていなかったと思える時期もありました。
 つまりこのお客様にはこのスタイルは合わない、服に着られてられてしまうんじゃないか、自分で勝手にお客様の枠を決めてしまっていたんです。


 でも、そうして自分の判断でお客様には合わないと思っていたものが、一度仕入れてみたら逆にお客さまがそれに食いついてくれたんです。自分で勝手にお客さんの範囲を決めてしまっていて、つまらない自分に、つまらない店になっていた、と気づいたんです。
 これまでお客様への対応というものを一番気をつけていた自分自身がいつの間にかお客様を下に見ていたのだと反省しました。

- 仕事をされていて一番嬉しかったことについて教えて下さい
 10年以上も付き合いのあるお客様の奥さまが旦那さまが着るRYU'Sの服が良い、と喜んでくれたことが一番心に残っています。
 その方の奥さまはお体があまり良くないらしく、直接お会いしたことはないのですが、旦那さんが購入したRYU'Sの服を「RYU'Sが一番良い」と、いつも喜んで下さっていたそうです。


 来て頂くご本人だけでなく、奥さまやガールフレンドだったり、家族といったまわりの人に喜んでくれることが一番嬉しいですね。
 昔から自分はトップの人間ではなく、No.2の人間であると思っていたのですが、洋服屋として自分がNo1ではなく、お客様にスポットライトが当たるよう、No.2としてお客様をサポートしていることが良いんですよね。



  

- オリジナルブランドの開発をされたと聞いていますが。
はい、昨年3月に "ryu's denims”というブランドを立ち上げました。
ブランドコンセプトとしては、大体35歳以上の大人男(おとなおとこ)が普段から格好良く着れるものを目指しており、トレンドがキチンと入りながらも、やり過ぎたくない人のために作ったブランドです。
現在、"ryu's denims”を扱って頂ける小売店その他を募集しているところです。

 

- オリジナルブランド開発のきっかけは何だったのですか?
次の季節に仕入れる商品を選んでいる時に、好きなものがない時があったんです。それならば自分で作ってしまえば良い、そんなことがきっかけでした。
またこんな不景気ですが、オリジナル商品という無限の可能性のあることをかんがえることで気持ちが上向きになるんですよね(笑)

- 最後にお客様へ一言お願い致します。
うちの洋服を着たら女の子にモテるようなコーディネートできますよ。(笑)
- インタビューア後記 -
 下北沢で20年以上もメンズセレクトショップを経営されるRYU'Sの橋本さん。
巷ではそのたぐいまれなるオシャレなファッションセンス、そしてダンディなお顔立ちから流行りの”チョイわるオヤジ”と言われているとかいないとか…(笑)。
 今回のインタビューを通じて、とても感銘を受けたのがお客さまに対する姿勢です。
それは常にお客さまが主役であり、お客さまをサポートするファッションを提案して行く事を信念として持たれているという事。
 そんなお客さまを主人公に置き、常にお客さまを支えようとする真摯な姿勢でお客さまに接しているからこそ、これまでのキャリアにおいても確かな実績を残し、超激戦区と言われる下北沢において20年以上もお店が続いているのだと実感しました。
特に大人の男性のお客さまはもちろん、女性の方も大切な方へのプレゼントにRYU'Sはオススメです。
私も数年後にRYU'Sファッションが似合う立派な男になった時には是非橋本さんコーディネートのお世話になりたいと思っています…。

  

りゅーず
RYU'S
■ファッション   ○メンズ ○メンズ靴 ○バッグ、帽子
所在地
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-30-7
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03-3467-6319
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